
タイヤキジェットです。ブログを開設したので、じゃあ自分語りでしょう。ということで、オタク伝記を書き記しておきます。
僕は突然、堀江由衣さんにドハマリしました。それは2020年、1月の出来事でした。
僕は、ほっちゃんのことが「なんとなく好き」程度のオタクだった。
ほっちゃんこと、堀江由衣さん。もちろん、ほっちゃんの存在は知っていましたし、出演作品も多数見ていますしゲームもプレイしていました。タイヤキジェット的に、声優ヒエラルキー上位にあたるベテラン声優という位置づけの人、でした。

思い起こせば2003~2004年頃、タイヤキジェットがオタクに踏み込んだときから、堀江由衣さんは「魔法先生ネギま!」「スクールランブル」などの作品に、当たり前にいらっしゃいました。当時…17年ぐらい前の話ですが、僕はオタクとしてもキャリアも浅く、アニメはキャラクター10割。

アニメってすげー!!
ぐらいの考えてアニメを見ていましたし、EDクレジットに興味すらなかった気がします。

そんな僕が、ほっちゃんの声を、ヒロインとしての声や歌唱の良さに気づいた・意識をし始めたのは2006年の「ながされて藍蘭島」「いぬかみっ!」あたりからでしょうか。
…………思い起こすと、随分と昔から親しみがある状態で過ごしてきたわけですが、声優に対する興味自体がそこまであったわけではないですし、ほっちゃんを特別視してきたことはなかったです。2006年辺りですと、くぎゅくぎゅ言ってる病気を患っていた気がします。思春期だからネ。

タイヤキジェットはKanonが大好きなので「月宮あゆの声の人」という印象はありましたが、それ止まりで、声優雑誌を買ったり読んだりするほどの熱量は、持ち合わせていませんでした。アニメやゲーム「が」好きなオタクだった、という点も大きいかなと思います。
例えば「曲はアニメタイアップはよく聴いていたけれど、ほっちゃんだから聴く」というより「アニメの主題歌だから聴く・キャラソンだから聴く。」みたいな。
だから「ヒカリ」や「スクランブル」や「Days」は知ってるけど「マッシュルームマーチ」や「笑顔の連鎖」や「JET!!」は知らないわけです。
アニメオタクとしては普通ですが、ほっちゃん個人のファンだった、かと言われると、NOだという状態でした。つまり「なんとなく好き」なオタクだったわけです。
「堀江由衣の天使のたまご」を聴いてしまった。
ドハマリしたきっかけですが、齢30歳を迎える前、なんとなく世間で流行っているモノ・コンテンツが自分に合わないなと感じている中、radikoを使って声優ラジオを聴き漁っている時期がありました。きっと、新しいベストプレイスを探したくなったんですね。今の自分の感性・興味に合うものはないかと……。
そこで「堀江由衣の天使のたまご」に出会いました。いや、本当にすごかった。僕が知っているほっちゃんが、何一つ変わることがなく、そこに存在したのです。最後に聞いたのは何かのアニラジだったと思いますが、きっと10年ぐらい前。なのに何も変わらない。今、令和だよな?って思うぐらい、ほっちゃんは相変わらずほっちゃんで、17歳でした。
ほっちゃんにハマっていくにつれて、可愛さが爆発していった。
天たまを聴き始めたのは2019年11月ぐらいでしょうか。文学少女倶楽部のツアー真っ只中でしたね。ラジオを聞くにつれて、あまりに変わらないほっちゃんのほっちゃんぶりに、謎の懐かしさと、安心感と、居心地の良さみたいなのを感じるようになりました。毎週、天たまを聴くのが楽しくなっていきました。

楽曲については、当時あまり興味がなかったのですが「ちょっと聴いてみよう」と思わせるには、天たまの威力は十分で、Amazon Prime Musicで「ワールドエンドの庭」が聴けたので、これを毎週決まった時間に聴くみたいなルーチンワークも生まれていきました。
「とれとれ」も聴き始めました。当時は2時間ワイド番組でしたね。アクが強い番組だなぁと思っていましたが、今では慣れて楽しく……時にハラハラしながら……聴いてます。
……それで、ラジオとかで色々な部分を知っていくと、分かるじゃないですか。声優堀江由衣の、その、ダメっぷり。というか、生活力の無さ。謎のこだわりの強さ。独特の感性。普通にライトに好きな声優だったら「ヤベぇ声優だな……」って思うところなんだと思いますが、なんか、そういう部分も不思議と、全部可愛いって。そう思っちゃうようになったんですよね。全肯定というわけじゃないですが、許せちゃうというか。本当に自分で言うのもなんですが、不思議でした。多分、自分が思っている以上に、ほっちゃんが大好きになっちゃってたんですね。
曲を聞いて可愛さが爆発した
あれは、とある冬の日でした。

そんな、ほちゃほちゃした気持ちで、いつものように「ワールドエンドの庭」を再生したんですよね。
そうしたらね、爆発したよね。今まで聴いてた曲と、まるで曲の情報量が違うんですよ。同じ配信音源なのに聞こえてくる・音、連想される熱、艶、色、匂い。共感覚的な表現になりますが、あまりに全然違う。ヤバい。今まで聞いてたの何???こんな曲たちをストリーミング配信で聴くって、意味わからん。今すぐCD音源集めよう。と、僕のオタク魂に火が付いたのです。
この瞬間が、ほっちゃんにドハマリした瞬間でした。ようこそ沼。なんだろうな、よく漫画であるじゃないですか「コイツ……こんなに可愛かったっけ……?」みたいな。そういう状態になりました。多分、恋に落ちたってやつなんでしょう。慌てて個人名義の音源を集めて曲を聴き漁って幅が広いのに何歌ってもほっちゃんでスゲー!!!!!!!って日々聴き狂っていました。何歌ってもほっちゃんなのに、色々な種類の曲が成立しているのは、もう圧倒的な個性です。

って。すっかりメロメロです。

2020年の再生楽曲、アーティストソート
ほんとにこの半年、ほっちゃんばかり聴いている気がします。

2020年の再生楽曲、堀江由衣楽曲ソート
再生回数でソートすると、よく聴いているほっちゃんTOP5曲は「笑顔の連鎖」「PRESENTER」「光の海へ」「JET!!」「マッシュルームマーチ」みたい。ほっちゃんの曲で大好きな曲はたくさんありますが、この5曲は僕的にはめちゃくちゃ納得でした。


今日も元気にほっちゃんファンの活動をしてます。
そんな状態に陥ったのが2020年の1月でした。ドハマリしました。タイヤキジェット、ほっちゃんのファンになっちゃいました。
それからと言うものの、ライブBlu-rayを買い漁って、ライブ見て、コール覚えて、曲聞いて、本も買って

という感情が募っていく日々を送っています。気づくのが遅すぎた。いや、今だから至ったのか…?分かりませんが、もちろんFC黒ネコ同盟にも加入しました。天たまにもメールを送ったりするようになりました。
「なんとなく世間で流行っているモノ・コンテンツが自分に合わないな…」とか思っていたのが、嘘かのように幸せです。
やはりオタクたるもの、好きなことを好きなタイミングで好きなようにやる、みたいな状態が一番イキイキするんですよね。気づかないうちにコンテンツ疲れをしていたようで、そんなことすら忘れていました。ありがとう堀江由衣さん。僕はあなたに救われましたし、あなたに救われて良かったと思っています。ありがとうございます。大好き!!
本来であれば、今年の黒ネコ集会も、楽しくステキなイベントが企画されていたのではないかと思いますが、コロナ禍ですから、まぁ、アレです……が、ほっちゃんは、前世から積み重ねてきた声優としてのキャリアリソースがヤバいので、過去の出演作品を見るだけで何年かかるんだコレというのが現状でございます。マジで山。なので、新規ファンとしては、今は楽しく過去の作品・現在放送中の作品を見たりして、キャラソンなんかも少しずつ集めたりしながら、いつか劇団ほりえとして、お会いできる日に備えている所存であります。
思いの丈を書き殴ったらまぁ、長い文章になりましたが、満足です。
タイヤキジェットみたいな、突然変異的なハマり方をするオタクも居るんだなって、何かの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。